世界のコーヒー豆生産量ランキング2020( 2022年1月発表)

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国際連合食糧農業機関 - Food and Agriculture Organization of the United Nations (FAO) 資料:Global Note 2022年1月7日発表された2020年76か国のデータです。

注)FAO推定値や非公式統計も含まれています。

順位 国名   地域

生産量(t)

世界計

構成比

累計

構成比

1  ブラジル 中南米

3,700,231

34.6%

34.6%
2 ベトナム アジア 1,763,476 16.5% 51.1%
3 コロンビア 中南米 833,400 7.8% 58.9%
4 インドネシア アジア 773,409 7.2% 66.2%
5 エチオピア アフリカ 584,790 5.5% 71.6%
6 ペルー 中南米 376,725 3.5% 75.1%

 1位ブラジルから5位エチオピアまでの順位は変わりません。昨年の6位のホンジュラスは7位になり、ペルーと順位が変わりました。1位ブラジルと2位ベトナムで、全世界の51.1%半分以上、上位6か国で実に全世界の75.1%生産しています。珈琲発祥の地とされるアフリカのエチオピアが5位になっています。 2位のベトナムは、ロブスタ種の生産世界1位です。

順位 国名 地域

生産量(t)

世界計

構成比

累計

構成比

7

ホンジュラス 中南米

364,552

3.4%

78.6%
8 インド アジア 298,000 2.8% 81.3%
9 ウガンダ アフリカ 290,668 2.7% 84.1%
10 グアテマラ 中南米 225,000 2.1% 86.2%

 上位10位までで、世界生産量の86.2%を占めています。

ホンジュラスは生産量を大きく減らし7位になったほか順位は変わりません。

 

順位 国名 地域

生産量(t)

世界計

構成比

累計

構成比

 11 ラオス アジア

185,721

1.7% 87.9%
12 メキシコ 中南米 175,555 1.6% 89.6%
13 ニカラグア 中南米 158,759 1.5% 91.0%
14 中国 アジア 114,000 1.1% 92.1%
15 コスタリカ 中南米 76,008 0.7% 92.8%
16 タンザニア アフリカ 60,651 0.6% 93.4%
17 フィリピン アジア 60,641 0.6% 94.0%
18 コートジボワール アフリカ 59,412 0.6% 94.5%
19 ベネズエラ 中南米 57,100 0.5% 95.0%
20 マダガスカル アフリカ 42,220 0.4% 95.4%

昨年11位のニカラグアが13位に、12位だったラオスが生産量を増やして11位に、13位のメキシコがやや生産量を増やし12位に順位が変わりました。

上位20か国までで、世界生産量の95%超を占めています。

順位 国名 地域

生産量(t)

世界計

構成比

累計

構成比

21

パプアニューギニア 大洋州

40,980

0.38% 95.8%
22 ギニア アフリカ 38,572 0.36% 96.2%
23 ケニア アフリカ 36,900 0.35% 96.5%
24 カメルーン アフリカ 36,207 0.34% 96.9%
25 エルサルバドル 中南米 36,000 0.34% 97.2%
26 コンゴ民主共和国ルワンダ アフリカ 29,834 0.28% 97.5%
27 ボリビア 中南米 23,401 0.22% 97.7%
28 タイ アジア 22,505 0.21% 97.9%
29 イエメン 中東 22,383 0.21% 98.1%
30 ハイチ 中南米 20,700 0.19% 98.3%

昨年から、生産量を減らしたマダガスカルは17位から20位に、パプアニューギニアは20位から21位に、ケニアは22位から23位に、コンゴ民主共和国は25位から26位になりました。

順位 国名 地域

生産量(t)

世界計

構成比

累計

構成比

31

ルワンダ アフリカ

20,459

0.19% 98.5%
32 トーゴ アフリカ 17,404 0.16% 98.7%
33 ブルンジ アフリカ 15,900 0.15% 98.8%
34 アンゴラ アフリカ 14,855 0.14% 99.0%
35 中央アフリカ アフリカ 10,448 0.10% 99.1%
36 マラウイ アフリカ 10,000 0.09% 99.1%
37 ミャンマー アジア 8,799 0.08% 99.2%
38 東ティモール アジア 7,500 0.07% 99.3%
39 キューバ 中南米 7,500 0.07% 99.4%
40 ドミニカ共和国 アフリカ 7,181 0.07% 99.4%

昨年、7ヶ国がアフリカ諸国でしたが、今年は8カ国になりました。

また、東ティモールは生産量を大幅に減らし28位から38位になりました。

順位 国名 地域

生産量(t)

世界計

構成比

累計

構成比

41 ジャマイカ 中南米

7,170

0.07% 99.5%
42 パナマ 中南米 6,900 0.06% 99.6%
43 スリランカ アジア 6,725 0.06% 99.6%
44 ザンビア アフリカ 6,536 0.06% 99.7%
45 エクアドル 中南米 5,280 0.05% 99.7%
46 マレーシア アジア 4,241 0.04% 99.8%
47 赤道ギニア アフリカ 4,187 0.04% 99.8%
48 プエルトリコ 中南米 4,105 0.04% 99.9%
49 コンゴ共和国 アフリカ 3,043 0.03% 99.9%
50 シエラレオネ アフリカ 2,400 0.02% 99.9%
順位 国名 地域

生産量(t)

世界計

構成比

累計

構成比

51 米国(ハワイ) 大洋州

1,955

0.018% 99.93%
52 ナイジェリア アフリカ 1,887 0.018% 99.95%
53 モザンビーク アフリカ 805 0.008%

99.95%

54 ガーナ アフリカ 736 0.007% 99.96%
55 リベリア アフリカ 638 0.006% 99.97%
56 トリニダード・トバゴ 中南米 631 0.006% 99.97%
57 ジンバブエ アフリカ 508 0.005% 99.98%
58 ネパール アジア 505 0.005% 99.98%
59 パラグアイ 中南米 381 0.004% 99.98%
60 カンボジア アジア 363 0.003% 99.99%

昨年68位のトリニダード・トバゴが56位に、58位のガイアナが61位になりました。その他の顔ぶれは変わりませんでした。

順位 国名 地域

生産量(t)

世界計

構成比

累計

構成比

61 ガイアナ 中南米

360

0.003% 99.991%
62 ドミニカ 中南米 229 0.001% 99.993%
63 セントビンセント・グレナディーン 中南米 183 0.001%

99.997%

64 コモロ アフリカ 140 0.001% 99.997%
65 ガボン アフリカ 99 0.001% 99.998%
66 ベリーズ 中南米 85 0.001% 99.999%
67 ベナン アフリカ 55 0.001% 99.999%
68 ガーボヴェルデ アフリカ 48 0.0004% 99.999%
69 バヌアツ 大洋州 36 0.0003% 99.999%
70 仏領ポリネシア 大洋州 21 0.0002% 99.9995%
71 トンガ 大洋州 15 0.0001% 99.9996%
72 フィジー 大洋州 14 0.0001% 99.9998%
73 サモア 大洋州 11 0.0001% 99.9999%
74 サントメ・プリンシペ アフリカ 7 0.0001% 99.9999%
75 スリナム  中南米 6 0.0001% 100.00%
76 ニューカレドニア 大洋州 2 0.00002% 100.00%

76ヶ国の資料になります。

コメントをお書きください

コメント: 3
  • #1

    azenbou (土曜日, 12 11月 2022 11:47)

    円安が定着するのなら、国産のコーヒー豆を生産しても採算にのるのですか?

  • #2

    松浜珈琲焙煎所 代表 深田尚昭 (土曜日, 12 11月 2022 19:51)

    私見ですが、現状のような円安が続くとしても、日本の気候はコーヒーの木の生育には最適とは言えず、コーヒーベルトにある各産地の通常の商品として戦うことは生産コストや生産量含め困難ではないでしょうか。
     世界でそして日本で流通するコーヒーは、ローグレードコーヒー、コマーシャルコーヒー、プレミアムコーヒー、スペシャルティコーヒーがあり、どのグレードのコーヒーにできるのか、どのような流通ルート市場に乗せるのか、既存のルートや市場に産地として参入することは現実的に簡単なことではないと思います。
     特別な日本国内でのブランド化や特別なルート開発、特別な顧客創出や希少価値創出、そして、各メディアを活用した話題づくりなどで、新たなニーズ・新たな市場を作り出してはじめて採算乗るのか乗らないかが見つかるかどうかではないでしょうか。

  • #3

    ( ・∀・) (月曜日, 05 2月 2024 12:17)

    っっっっっっっっっっ