珈琲と音楽は切り離せません。秋からの季節ホット珈琲に癒されます。勿論夏のホット珈琲も毎日楽しみます。
今回聴いたのは、Bach音楽の魂が心に響くシゲティBach無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ。1955,56年収録(私が生まれたのは1956年)シゲティ63歳の録音。
Bachの作品群の中でも私の特に好む無伴奏ヴァイオリンは、いろんな演奏家のCD,SACDを愛聴しています。
父が買い求めていたモノラルLPを初めてレコードプレーヤーにかけ針を落としました。
モノラルである事やオーディオ的な音質を超えて、背筋を伸ばして聴き入ってしまい気迫がこもり切々とした語りかけが心に強く届きます。
最近、LPレコードを数十年ぶりに聴き始め改めてその良さを再認識しました。動かなかった友人の遺品を昨年再生して聴き始めたのです。
CD,SACD、ネットワークオーディオはとても簡便に素晴らしい音を奏でてくれます。しかし、LPレコードを聴くためにはきちんとした手続きが必要で音楽を聴く姿勢が変わるように思います。音も懐かしい良い音!
時間が経って冷めた珈琲独特の柔らかな風味を楽しんでいます。珈琲は音楽の相棒です。